お客様の声

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家族とともに育む家。

ここは全てがちょうどいい距離感。

そうおっしゃる阿部田さんのご自宅は風の森建築に程近い標高1100mの林の中にあります。お隣さんは比較的に近いけれど庭の景色は森の中そのもの。
鳥のさえずりはもちろん、草木が風で揺れる様子が間近に感じられる暮らし。
愛娘の結衣ちゃん、愛犬の茶太郎くん、と家族が増えながらの暮らしも、もう11年目。今回はカーポートの増築を機に改めてお話を伺いました。

板張りの玄関を入ると、アフリカやアジアの雑貨に、原村でも栽培が盛んな多肉植物が多国籍な空間を演出してくれる。

昌宏さんは東京、美恵子さんは埼玉と首都圏のご出身です。
原村はもともと気に入っていて、移住前から何度も足を運んでいた。
原村の生活に憧れ、定年退職後に移り住むことを考えていたが、だんだんと思いが強くなる。「何十年も先のことを夢見ていてもしょうがない。もう、行っちゃおう!」仕事先が見付かったこともあり、まずは同じ諏訪圏の岡谷に引っ越した。

リビングダイニングの一角になる壁にはファミリーフォトギャラリー。
来る度に家族の成長が見れて楽しい。

薪ストーブのある木の家で暮しがしたい。

子供の頃から田舎に行っては焚き火をするのが好きで、キャンプも大好きな昌宏さん。家の中の焚き火、『薪ストーブ』のある生活が理想だった。
諏訪に引っ越した後も土地を探していたがなかなか良い所が見つからない。
そんな時、新聞の記事に載っていた、茅野の信州カラマツストーブ「針葉樹も燃やせるストーブ」が気になりすぐに会いに行く。そこで土地も探している話をすると、紹介してもらったのが風の森建築だった。

バスルームに続くドアの小窓にはご近所に住むステンドグラス作家さんのもの。鹿の角はなんと近所を散歩中に見付けた。

求めれば,ずーっと想っていれば 叶うのかな。

ちょうどタイミング良く、売りたい土地があると直接地主から聞いていた風の森建築はすぐさま阿部田夫妻を案内すると…驚いた。
その土地は阿部田夫妻が移住してくる前から、気に入り、通っていたギャラリーの近くの土地だった。「あまり人里離れた山奥は不安だし、寂しい。こんな所に住めたらな」と思っていたその場所だった。求めていたものが一気に繋がり運命を感じる。「いけるかも!」光が見えてきた。
しかし家を建てるとなるとそう簡単にはいかない。

階段にも淡い緑の光が差す。その光の中に図書コーナー。

木の家を建てたい。

当時はログハウスやフィンランド住宅、カナダ住宅も見学して、色々な工務店を回り日本の伝統的な家がいいなと思うようになる。
ただ木の家にこだわると価格は予算以上。
街の工務店に見積もりをお願いしても、土地を見て怯んでしまう。
ジャングルみたいに木がぼうぼうで水道も通ってない厄介な土地。
諦めかけていた時に、土地を紹介した風の森建築が自分達の理想の家づくりの工務店だったので、早速連絡を取った。
見学に行った中には、標高1500mの山の中に建つ家があった。築10年近く経っていたが傷んでいる所もなく、デザインがシンプルでお洒落、何より厳しい環境の中でも暮らせる家。実際に住んでいる人の話を聞いて、見て、これだと確信した。
原村での生活を漠然といいなぁ、と思い始めてから、田舎暮らしの体験に参加したり、情報や暮らし方の本を購読したりと、色々調べてきた12年。
1番住みたかった場所に理想の家を建てることができた。

森の中にいるようだが、ご主人の庭木の剪定のおかげで自然をまじかに感じながらも陽当たりのいい畑やガーデニングができる。家も気持ち良さそうだ。

古いけど新しい、飽きがこないデザイン。

「伝統的なものって古くなりようがない。シンプルな家は長く安定してスタイルがいい」「直線だけじゃない、木の温かみがある」
そして極め付けは「この梁にやられました!一般住宅にはなかなかない。これがあるとグッと雰囲気が変わる。」
見上げると居間の中心に大きな丸太梁が。

ダイニングからテラスにつながる掃き出し窓からは夏は森の風、冬は暖かな陽射しが差しこみ自然と家族が集まって来る。

風の森建築の家は折置き組みという伝統構法で造られている家が多い。施工は複雑で大工の腕の見せ所だが、建物自体はシンプルで強固な造り。梁は角材でももちろん出来るが、阿部田邸は丸太梁を使用。表面は機械では出来ない仕上げ方、手斧(ちょうな)という道具を使って職人がつけた模様が丸太の雰囲気を深める。職人のリズムやクセが仕上げに出るため一本一本異なる表情に。

ストーブのすぐ脇からテラスに出られるので、薪を室内に運ぶのが便利。
たくさんの薪が冬に備えて準備がされている。

地元のことを良く知った大工さんがいい。

寒冷地でもある原村。
「せっかく家を建てても寒かったら楽しめない。その点この家はとにかく暖かい。冬は部屋の奥まで陽が入り、夏は奥まで陽が射さない。屋根の構造がすごく計算されている。」
冬の陽当たりを考えて、ご自身で庭の植物の剪定もされていて、真冬でも晴れていれば、断熱材の効果もあり、室内は25度まで上がるそう。「冬でも空気を入れ替えていますよ」。ストーブに火を起こすのは1日2回の朝晩のみで十分な日も多いそう。夕方薪をくべれば、あとは勝手に鎮火するだけで、寝る前にストーブ内を薪でいっぱいにする必要がない。外気温が−10度以上の日でも朝の室内は14度もあり、2階の床も温まっているから廊下も温かい。

現在の薪ストーブは2代目で信州カラマツストーブさんとは異なるものだがこちらもお気に入り。

住む場所の気候や標高、環境など、季節による日照時間や遮光角度。その土地その土地で大きく異なる自然条件。その土地に住んでいる工務店だからできる家づくり。

この家で産まれた結衣ちゃん。やっぱりおもちゃも木の家。

家って完成したら、つまらない。

作って終わりだと、残りはローンであとは朽ちてゆくだけ。
自分たちがどんな風に変わって行くか。置き方や使い方もライフスタイルや考え方が変わって行くように、その時にならないと分からない。
その時々に応じて自分たちで手をかけてゆく。それが面白い。だから洗面台とキッチンのカウンターだけ作ってもらって内装はなるべくシンプルな造りにしてもらった。

使い勝手が良さそうな昌宏さん作の棚がキッチンにとっても馴染んでいる。

原村に移住してからDIYも始めたという昌広さん。ストーブ周りのレンガや1階の壁を漆喰で塗たり、ウッドデッキやキッチンの棚も自作。
家を建てた時はお子さんがまだ生まれていなかった為、2階には寝室が一つ。その他の空間は壁を設けずにいたが、いつでも子供部屋にできるようにと仕切りとドアは作っておいた。

現在はハンモックでお昼寝する空間だが、いずれは子供部屋に。

現在も寝室に親子3人一緒だが、小学生の結衣ちゃんが一人部屋を欲しがるのも時間の問題かもしれない。その時は昌広さんの出番。壁づくり。
そして、いつか彼女も巣立ち夫婦2人暮らしに戻ったら、またその時のベストな状態に作り変えてゆく。
この家は、少しづつ、常にその時々の自分達に合わせて変化をつづけている。

木目がほっとするベッドルームはぬいぐるみ達も居心地良さそう。

もちろん住んでみて分かることもある。一長一短なことも。
例えば、窓を多めに設けた為リビングの壁が少なくてテレビの置き場が決まってしまったが、その分緑を取り込むことができてとっても解放的だったり
建てる前には分からなかったけど、田舎に暮すとチェンソーや草刈り機、畑仕事の道具が必要になって思っていた以上に荷物が増えていく。
だから今年はカーポートを増築した。
昌広さんの作業場も、屋根付きの駐車場も必要。よくよく考えたら、どの要件もみたしてくれるのがカーポートだった。

雨が降っても、陽射しが強くても、大工仕事やBBQはもちろん、物置としても、じゃがいもを干すなどの農作業にもに打ってつけのカーポート。

原村に移住して、とんでもなく濃くて面白い人ばかりで、爆発的に人間関係が増えた。近所で知り合いが出来るなんて都会の生活ではありえなかったからすごく楽しいと美恵子さん。
美恵子さんは森のオカリナ「樹・音」(じゅ・ね)のhoccoさんとご近所で出会われて、現在は職人としてオカリナを、製作し販売されたり、ワークショップを開かれたりとご活躍。

美恵子さんのアトリエの窓からは緑の木漏れ日がたっぷり注がれ、穏やかな気持ちで作業に向かえる。

保護犬だった茶太郎くんも家族に仲間入りし、キャンプに畑に庭仕事、薪づくりにDIYに木工作業…人生を謳歌している阿部田家の家づくりは尽きる事がない楽しみの一つ。
「次の夢はテラス側に温室をつくること」
ワクワクの目で話しをしてくれたお二人の、家づくりは今日もつづいています。

1階の床は檜を仕様。茶太郎君、寝心地はいかがですか?

お客様の声

家族とともに育む家。家族とともに育む家。
小さな家で、にぎやかな独り暮らし小さな家で、にぎやかな独り暮らし
木の家と、ともに暮らしていく。木の家と、ともに暮らしていく。
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